クレンジングオイルの使い方は？乳化の方法やよくある疑問にお答え！

メイクが落としやすいと人気のクレンジングオイル。

多くのユーザーから支持される一方で、「使うと肌が乾燥する」「うまくメイクと馴染まない」と、クレンジングオイルに苦手意識を持つ人もいます。

もしかしたらこのような苦手意識は、クレンジングオイルを正しく使えていないことが原因かもしれません。

そこでこの記事では、「クレンジングオイルの正しい使い方」を紹介しつつ、よくある疑問にもお答え！ ポイントとなる「乳化」についてや、気になる「毛穴への効果」などを詳しく解説していきます。

クレンジングオイルとは？

クレンジングオイルとは、その名のとおり油（オイル）が主成分のクレンジング剤です。

一番メジャーなクレンジング剤のタイプであり、ポピュラーだからこそ安価な商品も多数販売されています。

また、ドラッグストアやコンビニなど、あらゆるお店で手軽に入手できるところもメリットですね。

そんなクレンジングオイルの大きな特徴は、他のクレンジング剤よりも洗浄力が高いこと。

化粧品とクレンジングオイルは同類の油が使用されているため馴染みがよく、濃いメイクも強くこすることなく短時間で落とせるでしょう。

しかし洗浄力が高いぶん、肌に負担をかけてしまう可能性があるのも事実。 よってクレンジングオイルは、普段から濃いメイクをする人や、乾燥に強いオイリー肌の人に向いているアイテムといえます。

メイクをきちんと落とせることで人気のクレンジングオイルについて解説していくよ！

クレンジングオイルの正しい使い方

ここからは、クレンジングオイルの正しい使い方を紹介します。

乾いた手で適量手に取る

クレンジングオイルを、水気のない乾いた手のひらに適量出します。

適量は商品によって異なるので、説明書きをよく読んでくださいね。

「濡れた手でも使える」と表記されていても、短時間でしっかりメイクを落とすには、手や顔は濡れていないほうが好ましいです。

また、濃いメイクをしているときは、先にポイントリムーバーを使用しましょう。

落ちにくいアイメイクや口紅などは、クレンジングオイルで何度もこするよりも専用のリムーバーでオフしたほうが肌への負担を減らせます。

Tゾーンから乗せる

Tゾーンとは、額から鼻にかけてのエリアのことで、顔の中で最も皮脂の多い部分です。

手に取ったクレンジングオイルは、このTゾーンから乗せていきましょう。

こうすることで皮膚の薄い目元や口元にクレンジングオイルが乗る時間を短くでき、肌の負担軽減になります。

クレンジングオイルがTゾーンに馴染んだら、徐々に頬や顎などに伸ばしていき、顔全体に広げてください。 伸ばすときに強くこすると肌への刺激になるので、指の腹を使って優しく広げるのがポイントです。

乳化させてくるくる優しくなじませる

クレンジングオイルが顔全体に馴染んだら少量のぬるま湯を足して、くるくると撫でるように乳化させます。

乳化は、汚れを落とすために一番大切なポイント！

クレンジングオイルを乳化させることで汚れが浮き上がり、毛穴に詰まったメイクも落ちやすくなります。

水分を足して優しく馴染ませ、クレンジングオイルが白く濁ってきたら乳化できたサインです。

他の部分にも水分を広げて顔全体を乳化させたら、ぬるま湯で丁寧にすすいでクレンジングオイルを洗い流しましょう。

クレンジングオイルのよくある疑問を解消！

ここからは、クレンジングオイルを使う際によくある疑問を解消していきます。

乳化するって何？

乳化とは、水と油が混ざり合って白く濁ることです。

水と油は全く異なる性質を持つので、本来であれば混ざり合いません。

そのため、クレンジングオイルを乳化させずいきなり洗い流すと、オイルが水を弾いて汚れやクレンジング剤が肌に残ってしまうことがあります。

しかし洗い流す前にぬるま湯とクレンジングオイルを馴染ませて乳化させておくと、水と油が混ざり合って汚れと一緒にクレンジング剤が洗い流しやすくなるのです。

つまり、乳化することで洗い残しやすすぎ残しを予防でき、クレンジングの効果を最大限まで発揮させられるということ！

また、クレンジングオイルを乳化させると、すべりが良くなり肌への摩擦を減らせます。

ゴシゴシこすることなく簡単にメイクオフできるので、乳化はクレンジングの時短にもつながるでしょう。

クレンジングオイルは毎日使っても大丈夫？

クレンジングオイルを使う頻度は、愛用している商品やメイクの頻度によって異なります。

とはいえ、基本的には「メイクをした日は必ず使って、メイクをしなかった日には使わない」と考えればOK！

メイクをした日はクレンジングオイルを使ってしっかり落とさなくてはいけませんが、洗浄力が高いクレンジングオイルを、メイクをしていない日にまで使用する必要はありません。

不必要なタイミングでクレンジングオイルを多用すれば、肌の乾燥や油分オーバーを招くリスクもあるので、気を付けてくださいね。

ダブル洗顔は不要？

クレンジングオイルは基本的にダブル洗顔が必要です。

油性のクレンジングオイルはそもそも、同質の化粧品を落とすために作られたもの。

メイクを落とす効果は高くても、古い角質や水性のほこりなどを落とす力はそこまで強くありません。

そのためダブル洗顔をしないと、皮脂や角質、水性の汚れなどが肌に残り、ニキビや毛穴詰まりといった肌トラブルの原因になることがあります。

また、油分が多いクレンジングオイルは、ちゃんと乳化して丁寧に洗い流しても、すすぎ残しが起きることが多いです。

すすぎ残しを予防する目的でも、クレンジングオイル使用後のダブル洗顔は行ったほうがいいでしょう。

ただし中には、ダブル洗顔をする必要がない成分（水性汚れも落とせる成分）が配合されたクレンジングオイルもあります。そのような商品は「ダブル洗顔不要」と書いてあるので、購入時にチェックしてみてくださいね。

クレンジングオイルで角栓は取れる？

クレンジングオイルは、高い洗浄力で毛穴が改善したというユーザーが多く、角栓ケアもできるといわれています。

皮脂やメイクをしっかり落として、毛穴詰まりを防ぐというクレンジングオイルの特徴も、角栓に効果があるといわれる理由かもしれません。

特に、肌を柔らかくして角質を分解する効果が期待できる「酵素」を配合したクレンジングオイルは、角栓ケアに向いているといわれています。

ただし、角栓が気になるからといって、クレンジングオイルで肌を強くこするのはNG！ 角栓が気になるときは、蒸しタオルやスチームなどで顔を温め、毛穴を開かせてからクレンジングオイルを使うと、余計な摩擦をかけることなく角栓ケアができるはずです。

クレンジングオイルのおすすめ商品＆口コミ 3選

ここからは、おすすめのクレンジングオイルと、寄せられた口コミを紹介します。

FANCLマイルドクレンジングオイル

FANCLのマイルドクレンジングオイルは、まるで美容液のようなとろみのあるオイルが特徴。

とろみが程よいクッションとなって摩擦を防いでくれるほか、肌のバリア機能を守りながらメイクを落としてくれるので、乾燥肌の人でも使いやすいでしょう。

さらに、まつ毛エクステをしていても使えるところも大きな魅力。 「肌の調子やまつエクの有無にかかわらず使えるのが嬉しい」「どんなメイクにも使える」という口コミが多く見られます。

まつエクしている方でも使える優れもの♡

シュウウエムラ　アルティム8∞ スブリム ビューティ クレンジング オイル

シュウウエムラのアルティム8∞ スブリム ビューティクレンジングオイルは「メイクを落としながら保湿もできる」「使用後のつっぱり感がゼロ」と絶賛の口コミが多数書かれているベストセラー商品。

スキンケア成分を約75％も配合し、優しくメイクオフしながらしっとり透明感のある洗い上がりに導きます。

ダブル洗顔不要なので、疲れている日でも使いやすいのも嬉しいですよね。

肌のうるおいを守る椿オイル配合で、使い続けるうちに肌のキメも整っていくはずです。

ダブル洗顔不要で保湿も出来るすばらしいクレンジング♪

魔女工場　ピュアクレンジングオイル

魔女工場のピュアクレンジングオイルは、99.9％の自然由来成分で作られた、肌に優しい処方が魅力。

低刺激処方のため敏感肌の人でも使いやすいほか、毎日しっかりメイクをする人にもおすすめです。

肌のうるおいをサポートする月見草オイルやアルガンオイルが、クレンジング後に起こりがちな乾燥を回避！

角質に浸透しやすいホホバオイルを配合しているのもポイントで「メイクと一緒に毛穴汚れもオフできる！」「毛穴のざらつきが改善した」と口コミで高く評価されています。

敏感肌の方にも使いやすいクレンジングオイルなのにしっかり落ちる！

クレンジングオイルについてのまとめ

高い洗浄力が自慢のクレンジングオイルは、濃いメイクを簡単に落とせるだけでなく、毛穴への効果も期待できます。

ただし、ちゃんと乳化させないと肌への負担が増したり洗浄力が落ちたりすることがあるので、正しい使い方で使用することが大切です。

「クレンジングオイルは乾燥が心配」という人もいるかもしれませんが、保湿成分を多く配合した肌に優しい商品もたくさん販売されています。

自分に合うクレンジングオイルを見つけて、うるおいを守りながらしっかりメイクオフしてくださいね！