コンカフェ嬢とは?仕事内容やメイドカフェ、ガールズバーとの違いについて解説
最近TiktokやInstagramでもよく見かける「コンカフェ嬢」。
メイド服やコスプレを着て働いている女の子を見て、働いてみたいと思う方も多いのではないでしょうか。
しかし「コンカフェ嬢ってどんなお仕事をするんだろう?」「メイドカフェとコンカフェの違いは何?」このような疑問を抱えている方もいますよね。
そこで今回は、コンカフェ嬢の仕事内容やお給料について徹底解説します。
メイドカフェやガールズバーとの違いもご紹介するので、コンカフェ嬢に興味を持っている方は、ぜひ最後までお読みください!
コンカフェについて仕事内容や、他の業種との違いについてご紹介していくよ!
目次
そもそもコンカフェとは?
コンカフェとは「コンセプトカフェ」を略した言葉で、「コンセプト(世界観)を持った飲食店」のことを指します。コンセプトに明確な決まりはなく、お店によってさまざまな世界観が演出されていますよ。コンカフェではキャストの服装やメイク、メニューなど細部に渡って世界観が表現されているので、働く側も非日常空間を楽しめるのがポイントです。
コンカフェは大きく分けて2種類
コンカフェは、大きく分けて「カフェ形態」と「バー形態」の2種類に分かれています。
この2つは営業時間帯だけでなく、特徴や料金なども違う形態になっていますよ。
それぞれ詳しく解説していきますね。
カフェ形態のコンカフェ
カフェ形態のコンカフェは、ファミレスの延長のような配膳が主な仕事です。
フードやドリンクメニューが豊富になっており、なかにはダンスパフォーマンスを行うお店もあります。営業時間は基本的にお昼〜終電前くらいの店舗が多く、カフェという名のとおり、日中のみの営業がほとんどです。
料金体系は「チャージ料金+ワンドリンク制」が多くなっており、その他はフード料金やチェキ料金などがかかります。店内はテーブル席とカウンター席に分かれているケースが多く、バー形態と比べるとお客様との会話は少なめです。
バー形態のコンカフェ
バー形態のコンカフェは、お客様との会話と一緒にお酒を楽しむのが主な仕事です。ガールズバーに近いスタイルといってもよいでしょう。
カフェ形態にはテーブル席がありますが、バー形態はほとんどがカウンターで、対面形式でお客様とお話します。営業時間は基本的に夕方〜深夜までの店舗が多いですが、週末はお昼から営業しているお店もあります。
料金体系は「セット料金制(〇〇分飲み放題など)」が多く、それに加えて女の子のドリンク代などがかかります。コンカフェによっては、指名料金や場内料金も追加でかかりますよ。
最近ではバー形態の方が女の子と密なコミュニケーションを取れるという理由から、カフェ形態のコンカフェよりも主流になっています。
メイドカフェやガールズバーとの違いとは?
コンカフェと、メイドカフェやガールズバーとの違いがわからない方も多いのではないでしょうか。実はメイドカフェは「メイドさん」というコンセプトがあるカフェなので、コンカフェのなかに含まれています。
一般的なメイドカフェは先述したようなカフェ形態のお店が多くなっており、メイド服を着たキャストが接客をします。それに対してコンカフェは、バー形態のお店が多いのが特徴です。またメイド服ではなく、お店それぞれのコンセプトに合った衣装を着て接客を行いますよ。
ガールズバーとコンカフェの違いは「女の子」をウリにしているか、「女の子+コンセプト」をウリにしているかです。最近はコンカフェもバー形態がほとんどなので、ガールズバーと似ているお店もたくさんありますが、コンセプトに合った非日常感を楽しめるのはコンカフェならではの特徴です。
カフェ形態のコンカフェ嬢の仕事内容とは?
先ほどは、カフェ形態のコンカフェについて簡単にお伝えしました。ここからは、カフェ形態のコンカフェ嬢の仕事内容について具体的にご紹介します。お昼の時間帯にコンカフェで働きたい方は、ぜひ参考にしてくださいね。
カフェ形態の場合、営業開始はお昼から
カフェ形態の場合、お店の営業開始はお昼からがほとんどです。お店によってまちまちですが、基本的に22時、23時あたりの終電まで営業をしています。そのためお昼の時間帯から長く働きたい方は、カフェ形態のコンカフェがおすすめです。また22時前の勤務に限り、お店によっては高校生OKな場合もありますよ。
接客はテーブル対応が多い
カフェ形態のコンカフェにはカウンター席があるお店もありますが、基本的にはテーブル席が多く、接客もテーブル対応がメインです。世界観に合うキャラクターになりきった上で、お客様にフードやドリンクを運んだり、ちょっとした会話を楽しんだりします。
独自のパフォーマンスがある場合も
カフェ形態のコンカフェでは、お店ごとにオリジナルサービスが提供されていることがあります。ダンスパフォーマンスや写真撮影、ゲーム大会や抽選会など、エンタメ性に長けた営業スタイルになっていますよ。
バー形態のコンカフェ嬢の仕事内容とは?
続いて、バー形態のコンカフェ嬢の仕事内容について解説していきます。
夕方から夜にかけてコンカフェで働きたい方は、ぜひ参考にしてくださいね。
バー形態の場合、営業開始は夕方からの場合が多い
バー形態の場合、お店の営業開始は夕方からがほとんどです。基本的に16時・17時から深夜まで営業していますが、朝までやるコンカフェも少なくありません。
そのため、夕方から終電までや、夜の時間に働きたい方はバー形態のコンカフェがおすすめです。またお酒を飲むお仕事なので、ある程度飲める人が向いているでしょう。
接客はカウンター越しの場合が多い
バー形態のコンカフェの場合、接客はカウンター越しがメインです。基本的にお客様と1対1で、会話を楽しみながら一緒にお酒を飲むスタイルになります。バー形態の接客スタイルはガールズバーと似ているので、お客様との会話量はカフェ形態に比べて多くなります。
そのため、会話が得意な女性はバー形態で働くのがおすすめですよ。
コンカフェ嬢の給料事情は?
ここまでは、コンカフェ嬢の仕事内容について詳しくお伝えしました。
そこで「コンカフェで働いてみたいけど、どれくらい稼げるの?」という疑問が生まれた方も多いでしょう。最後にコンカフェ嬢のお給料について解説します。コンカフェで働こうか迷っている方は要チェックしてくださいね!
平均時給は1,000円〜2,000円
コンカフェの平均時給は1,000円〜2,000円となっています。衣装はコスプレですが、カフェ形態の場合、一般的なファミレスなどと仕事内容が変わらないため平均時給はそこまで高く設定されていません。ただしバー形態の場合、お客様と一緒にお酒を飲むなどといったサービスが含まれていることから、時給2,000円〜3,000円に設定されているお店もありますよ。
またカフェ形態・バー形態同様に、勤怠や売上が良ければ時給が上がる場合もあるので平均時給以上に稼いでいるキャストも少なくありませんよ。
バー形態ではバックがもらえる場合も
バー形態のコンカフェの場合、飲んだドリンクによってバックがもらえるシステムがあります。基本的にバック率は10〜30%となっており、シャンパンなどのボトルバックがあるお店も多いですよ。またカフェ形態のコンカフェでも、チェキを撮った際にチェキバックがもらえるお店もあります。チェキのバックは10〜15%ほどで少額ではありますが、人気のキャストになれば実質時給が3000円を超えることも可能ですよ。
ノルマはある?
コンカフェ嬢には基本的にノルマはありません。しかしお店によってはノルマを設定しているところもあるので、面接を受ける際にしっかり確認するようにしてくださいね。
また。ノルマはなくても当日欠勤の罰金など、ペナルティを課しているコンカフェは多くあります。在籍を選ぶ際には、ノルマだけでなくペナルティに関してもチェックしておくと安心ですよ。
まとめ
今回はコンカフェ嬢の仕事内容や給料について詳しく解説しました。コンカフェはメイドカフェのようなカフェ形態のお店と、ガールズバーのようなバー形態のお店に分かれています。自分の目的に合ったお店で働けるように、2種類の仕事内容やお給料をチェックするようにしてくださいね!