ホットヨガは体に悪い?合わない人や具合が悪くなる人や熱中症の原因と対策
更新日2023/03/17(「ホットヨガで気持ち悪くなる原因」を追加しました)
ホットヨガについて、「体に悪い」「危険」「おすすめしない」「肌荒れする」「毎日はよくない」など、ささやかれている噂について実体験をもとに解説!
実はホットヨガ歴4年の私も具合が悪くなったり、熱中症になったことがあります…
原因を知って対策を行えばホットヨガは心も身体も美しくなる最高の趣味になります。
体質によっては合わない人がいるので、当てはまるのかチェックしてみて下さい!
目次
ホットヨガが体に悪い・危険・おすすめしないと言われている理由
ホットヨガが体に悪い・危険・おすすめしないと言われている理由は主に3つあります。
理由①水分を取らないと脱水症状を起こすため
普段より温度の高い場所で運動をするので、普段より汗を多くかきます。
こまめな水分補給をしないと脱水症状を起こすリスクが高まります。
理由②熱中症になる恐れがあるため
暑い夏の時に身体を動かしているのと同じような状況になるので、熱中症のリスクがあります。
暑さに慣れていない人はしっかり対策をしましょう。
(具体的な対策はのちほど紹介します)
運動するときに気を付けることと同じだね!
理由③急な温度の変化で自律神経が乱れるため
ホットヨガスタジオの高温多湿の場所から、冷房が効いた場所へ移動した時の温度差によって、自律神経への負担が大きくなることがあります。
しかし、多くのホットヨガスタジオは、温度差が生じないように適温で調整しているので、それほど心配する必要はありません。
ホットヨガが腎臓に悪い・負担がかかるといわれている理由
ホットヨガでしっかり水分補給をすることで、水分の毒素を処理する腎臓が働くことになるため、腎臓に負担がかかると言われています。しかし、水をよく飲むことで肝機能をアップさせて新陳代謝を向上させることもできます。
ホットヨガを毎日やるのはよくないと言われている理由
ホットヨガでも常温ヨガでも、筋トレでも「やりすぎ」はよくないと言われています。
高温多湿の環境に慣れていなかったり、疲労を感じたりする方は、ホットヨガを毎日行うと身体に負担がかかって、体調不良を起こす可能性が出てきます。
平均的には週に2~3回程度が望ましいと合われています。
もちろん、身体の調子が良い方はホットヨガを毎日行っても問題ございません。
自分の身体の変化を観察して心地良いペースを見つけよう♪
ホットヨガで肌が荒れると言われている理由
大量に汗をかいた後に、汗が引くことで乾燥している状態になっています。肌を乾燥から守るために皮脂が分泌され、それが肌荒れの原因と言われています。
また、汗や皮脂がついている肌に雑菌が繁殖することも、肌荒れの原因と考えられます。
ホットヨガで肌が荒れないための対策
ちょっとの工夫で肌荒れを防ぐことができます。
・こまめに汗を拭く
・メイクをしっかり落としてから行う
・水をたっぷり飲む
実はホットヨガは美肌効果を感じる人の割合の方が多いんだって☆
ホットヨガで気持ち悪くなる原因
ホットヨガで気持ち悪くなった時に考えられる原因はいくつかあります。
レッスン前の食事
ヨガのポーズは身体をねじったり、逆さになるポーズがあります。
レッスンの直前に食事をしたり、食べ過ぎてしまった場合は気持ち悪くなることがあります。
空腹
逆に、まったく食事をしていない場合も気持ち悪くなることがあります。
血糖値が低くなりすぎている状態になっている可能性があります。
エネルギー不足で運動をしたことで、身体からSOSのサインが出ているという意味です。
低血圧
低血圧の方がホットヨガを行うと、脳への血流が減り、頭痛や吐き気、めまいがする場合があります。
元々自律神経が乱れている
無理すると、血管が収縮して血流がさらに悪くなります。
それによって脳内が酸欠状態になって頭痛などが出る可能性があります。
ホットヨガが合わない人・おすすめしない人
ホットヨガが必ずしも万人に良いというものではありません。
以下に当てはまる人はホットヨガを始める際に注意が必要です。
心臓や腎臓に疾患のある人、高血圧な人
暑い中で動くため、息苦しくなり、心拍数も上がります。そして心臓に負担がかかってしまうのです。
また、大量に水分補給を行うため、水分の毒素を分解する腎臓にも少なからず負担がかかります。
心臓や腎臓に関係のある薬を服用している方は、ホットヨガを始める前に必ず医師に相談しましょう。
サウナや岩盤浴が苦手な人
ホットヨガスタジオは、サウナや岩盤浴と似ていて高温多湿です。
サウナや岩盤浴が苦手な方は、ホットヨガの環境も苦手と感じる人が多く、それがストレスとなり、十分な効果を得られない可能性があります。
短期間でダイエット効果を出したい人
ホットヨガでのダイエット効果を感じ始める期間は、だいたい3か月後といわれています。
また、ホットヨガを60分間行ったときのカロリー消費量は約300~350キロカロリーです。ランニング30分程度と同じくらいの消費量です。
約300~350キロカロリー の食べ物はチーズバーガーだよ~
ホットヨガはハードな運動ではないため、短期間で痩せたい人は、食事制限も行う必要があります。
↓ホットヨガで効率よくダイエットをするポイント↓
https://chocolat-official.jp/blog/health/entry395/
ホットヨガ中に具合が悪くなったら?
ホットヨガ中に具合が悪くなった時の原因と、その対策をご紹介します。
【原因】 脱水症状または熱中症
高温多湿の状態で運動をすると、脱水症状や熱中症のリスクは高まります。
例えるなら真夏の蒸し暑い場所で運動をしているのと同じことです。
脱水症状・熱中症対策としてこまめな水分補給は欠かさず行いましょう。
【対策】すぐに部屋から出る
身体に違和感があったら、ホットヨガを中断してすぐに部屋から出ましょう。
椅子があれば座ることをおすすめします。
【対策】水を飲む
水分補給必須です。のどが渇いていなくても飲みましょう。
お茶やコーヒーよりも水が一番良いです。もしくはスポーツドリンクや熱中症対策ドリンクがおすすめです。
ホットヨガ以外の時でもこまめにお水を飲もう!美容効果UP♡
【対策】塩分を補給する
塩飴や塩分を含む飲み物などを補給しましょう。
ホットヨガスタジオによっては塩飴を常備しているところもあるので聞いてみましょう。
ホットヨガで倦怠感があるとき
ホットヨガの後にだるさや眠気、精神的な疲労を感じることがまれにあります。
さっそく原因と対策を紹介していきます。
【原因①】運動不足
普段運動不足の方が柔軟性や筋力を必要とするヨガポーズに挑戦すると、疲れの原因になります。ヨガは激しい動きでなくても筋肉を使うポーズがたくさんあります。
【原因②】好転反応
慢性的な不健康状態の方が正常な状態に戻る時、一次的に眠気やだるさを感じることを好転反応といいます。デトックスのようなものです。
倦怠感を感じるうちは過度な運動を避けて、安静にしておきましょう。
好転反応が出る期間は個人差があるから、辛いときは病院に行こうね
【原因③】呼吸が浅い
深い呼吸をすることで全身にエネルギーが巡り、心身が安定した状態でヨガを楽しむことができます。
身体への意識に集中すると呼吸が浅くなり、疲れやすくなります。
【対策】深呼吸をする
ポーズをとることだけに集中せず、呼吸にも意識を向けましょう。
どんなポーズの時でも深い呼吸をするのは共通です。
【対策】疲労回復に良い食事をする
ホットヨガで頑張った身体に、疲労回復効果の高い食べ物で栄養補給しましょう。
タンパク質 | 豚肉、鶏むね肉、カツオ、ウナギ、レバー、ゆで卵 |
ビタミン | キウイフルーツ、イチゴ、オレンジ |
甘いもの | チョコレート(カカオポリフェノール) |
炭水化物 | 玄米 |
↓ホットヨガ前後におすすめの食事↓
https://chocolat-official.jp/blog/health/entry442/
【対策】痛みを感じない程度のポーズをとる
頑張りすぎると、当然疲れてしまいます。
心地良いと感じる程度でポーズをとりましょう。
痛みを感じたら、頑張りすぎている証拠です。
【実体験】ホットヨガ中に全身が痺れて体調不良に?!
実は私、ホットヨガ中に具合が悪くなったことがあります。過去2回ほど(-_-;)
最初は手足がしびれ始めて、「無理なポーズをとったせいかな?」と思って続けていたら、めまいがし始めて、気持ち悪くなりました。
すぐに部屋を出てスタッフさんに声をかけたところ、塩飴とスポーツドリンクをいただき、涼しいところで座っていると、5分くらいで体調は回復しました。
スタッフさんと話して私が体調不良になったのは、
・何も食べていなかった(空腹でレッスンに参加)
・その日の水分の摂取量が少なかった(ヨガ以外の時の水分不足)
ということが分かりました。
熱中症と脱水症状が原因でした。
手足がしびれ始めたのに、続けてしまったのもよくなかったかも…
休んだ後は完全に回復できたので良かったです。
この経験のおかげで、熱中症対策と脱水対策をするようになりました。
ホットヨガは体に悪い?熱中症や体調不良になった時の対策 まとめ
ホットヨガが「体に悪い」「危険」「おすすめしない」「肌荒れする」「毎日はよくない」…
などと噂になっている理由をまとめました。
体調や体質によっては、具合が悪くなる時もあるので、紹介した対策を参考に、楽しいヨガライフを過ごしましょうね♪
ホットヨガで心も身体も美しく生きましょ♡